花村トマト農園、水稲部門の結果

花村トマト農園ですけど、水稲もやってます
今まで、9アールしか無かったのですけど
開いてる土地に、作付け広げて
全部で36アールにしました

新規に広げた、27アールの水田
ここまで来るのに、3年以上かかっておりますけど
20年牧草地だっただけに・・・・
しかも、コシヒカリを作付けしてしまったばっかりに
全倒伏になってしまいました・・・・(涙)

上の水田は、8月から倒れてしまい、ほぼ、駄目・・・・
下の水田は、9月の大雨で、倒れましたけど
かろうじて、地上には、着いてないくらいのレベル

刈り取りは、営農組合を依頼です
僕は、トラクター以外持っておりませんしね
自分で機械を買う時代ではありません
たった、37アールでは、買えません

高性能コンバインでも、もう、詰まる詰まる・・・
もちろん、倒伏稲の刈り取りは
費用も割り増しですから・・・・(涙)

今のコンバインは、高性能ですよね
なんでも、かんでも、刈ってしまいます
さすがに500万円以上のマシンです・・

どうにかこうにか、刈り取りは済みそうです
費用も掛かりますけど、自分でコンバイン持つより
マシです・・・それが現実

実際、20年前なら、自家用の小型コンバインを
各家庭で持っており、小さなコンバインで
ちまちまと刈り取りしておりました
田植機も、コンバインも、全部小型を自家所有の
時代でしたし、もちろん、その費用は
農業外収入から、補填して可能でした
米価もまだ、高く

兼業農家が、米作りに励んでおり
農機具屋も、小さい機械を沢山売って
商売が出来る時代でしたね

今は、総崩れ
自分でやる、兼業農家は減って
全部、営農組合に委託
機械も持たず、預けておわり
農機具屋も、個人のお客は減り続けているようです


もちろん、預けると、収入にはならないけど
荒らすと、国から、いろいろ、叱られるので
委託しておわりですよ
その、営農組合だって、かなりの助成金をもらって
成り立ってますからね

そういやあ、40年前なら、米もライスセンターでは無く
自分の所で、乾燥と籾摺りもやってましたねえ~
もうね
どんどん、簡素化してます
今に、米は、急激に減ると思いますよ
もう、今の定年退職世代は、米に興味無いから
一切、営農に投げて終わり
もし、営農組合の補助金が打ち切られたら
利用料金が跳ね上がるか、営農が破綻して

もうね、放棄地が加速度的に増えるでしょうね・・・・

収獲できた、新田の米は・・・・・・こんな感じです
ほぼ、商品になりそうに無いですね・・

実際、新田の米は、全て3等米で商品になりませんでした
全部引き取って、精米し、さらに、選別して、食べますけど
あとは、加工米でただ同然で、売ってしまいます
旧田があるので、自家用の米は確保出来ましたけど
全くの赤字、大損です
だいたい、最初に、コシヒカリが無謀みたいです
せいぜい、飼料米か、あきたこまちなら、もうちょっと
マシらしいですね・・・・

収入は、トマト栽培なのに、なんで、利益の出ない米を
やるんだ、阿呆か? 米農家に言われたんですけど
それは、ごもっともなんです
これは、自分の勉強用です
うちは、代々、米農家なのに、米を作ったこと無いんです
だから、僕も米をやって見たかったんです
勉強代が、高かった、だけですよ・・(笑)
でも、高いおかげで、1年で、かなり、つかめました!
先生は、親父じゃ無くて、阿木にいる、親父の同級生です
いろいろ、聞いて、勉強して、実行してみました
結果は、予想とおり、最悪ですけど
しっかり、ノウハウは、得られましたよ

来年は、あきたこまちで挑戦します
少しは、金にしますよ

いずれは、米も、自分で売るか?
なにか、商売の元にしようと、思ってます
あるいは、

米のあとに、他の野菜にするかも、しれません

いずれにしても、農協に拠出とか
市場に出荷とか、一切、考えていませんよ

すべて、自分で売ります

米の栽培技術には、トマトにも、通じる理屈もあります
自分の持つ、土作りや、栽培理論の補完にもなります

けっして無駄にはなりません・・← 強がり?

がんばります!