29年の7月、まとめ

郵便局からの、誕生日プレゼント
郵便局からの、誕生日プレゼント

ご無沙汰しております・・・・
10月に7月のまとめって・・・・
いやあ、やっとブログを書く余裕が出て来ただけですわ

実は、6月の懇親会で、名人を僕がブログに書いたこと
めちゃくちゃ怒っておりまして・・・・
正直、怒りをぶちまけられただけで
なにに怒ってるのかさっぱり意味不明でしたが・・
その位の、お怒りでした・・
組合長も、アグリセンター長も とばっちりを受けて
僕の事で、名人から、ずいぶんお叱りを受けていたようで
しかし、それが、まさに名人なのですが・・・・

僕も、事実を書いて、自分の希望を書いた、だけなので
特段、謝罪はしませんし、過剰に怒りをぶちまけられても
僕は忖度しません・・産地が良くなることが最優先です
こう言うと、また叱られるので・・はい、すみません
二度と話題に取り上げません・・

と言う事で、組合長からも、無断でブログにいろいろ書くな!という
お達しを受けまして、自重する事になりましたので
その手の話題は、今後は、あまり、のせません

それと、この際、ブログの構成を大幅に変えようと

思いまして、商工会から、専門の先生のコンサルを
お願いし、相談しました。

その事を考えていたのもあって、ブログの
筆が進みませんでした・・

パンフ、裏面
パンフ、裏面

今年の7月は、特段、変わりなく進みました
いつものとおりです。
空梅雨・・・これも、最近はおおくなりましたね
空梅雨で、梅雨明け後もパットしないという
実に、農家に取ってはうれしく無い天気ですわ

パンフ、表面
パンフ、表面

写真は、上矢作トマト組合の、今年のパンフレットです
昨年作成したパンフより、簡易に 
折りたたみの1枚用紙になりました
写真も、文章も、昨年の流用ですね

これは、郵便局から、お中元用に発送されるアイテムの
注文用紙となっていて、受付期限付きです
上矢作郵便局と、今年は、トマト組合の無い
岩村町にも、新聞折り込みされました
これね、結構資金が要ります・・・・
これの、資金を、販売されるトマトの利益だけでやったら
大幅に赤字になります
今年も、ありがたい事に、恵那市より、助成金を頂きまして
その資金にて、配布しました
これについては、石川社長が中心になって、やってます

ハナイチトマトの新作ポップ
ハナイチトマトの新作ポップ

補助金、多いですよね?
新規就農者研修農場なんて、上矢作に2カ所ありますけど
いずれも、助成金が大きく入っております
その代わり、売り上げは、単純に研修先の物にはならず
プールされて、いろいろ考慮の末、研修指導費として
研修先に払われるようです・・・

道の駅にて
道の駅にて

補助金入っても、それで、トマト農家が増え
産地が振興され、雇用が増え、トマト農家が
税金を市に納められるなら、良いと思います
農業に限らず、産業振興は、どの分野でも
行われておりますからね・・・・

道の駅にて
道の駅にて

直売所に置くポップを新しく作りました
これは、補助金無しです! でも
僕の場合は、商工会に支援してもらい
デザインを作ってもらいました・・・・
そのデーターをもらって、自分で印刷と

ラミネートをして
自分で、直売所に置いてます

コンテナを洗浄
コンテナを洗浄

最初の出荷準備
コンテナを洗って、準備します
これでやっと、始まるな!っていう
スイッチが入ります・・・・

出荷 1日目
出荷 1日目

初出荷
いつも、最初は、1ケースからですね・・

定例会の様子、今まで、様子を撮影してましたけど
ブログに載せて良いかどうかを
各人、各農園に聞いてから、やるように!
と言う事ですから、撮影するのが
めんどくさくなり、止めました
だから、今年は、定例会の写真撮ってません

定例会の様子
いつも通りですよ・・・
県の普及からの技術資料と
農協からの、お知らせと
組合の簡単な、打ち合わせです

県の資料は、毎年毎年、同じです
少しずつ、新しい情報も入っていますけど
基本的には、変わりが無い
普及員も、久しぶりに、トマトの担当をしてる人になったから
技術的には、この資料を読み上げるだけですし
産地内の状況や、動向を教えてもらうだけです
まあ、普及員さんは、これで、良いんです
過剰な期待は要らないんです・・・・

もう毎年繰り返しだから、特段の質問も無いですし
淡々と、進みます・・・・

うちの新顔の猫です 
うちの新顔の猫です 

僕も、もう、いろいろ言う元気ないですね
見てるときでも、オーナーに自分の意見を
言ったりはしますけど

組合長とか、普及員さんも、個別に
オーナーと喋るだけで、そんな皆で
検討する事は、無いですね
さらーっと、見て回り、最後に輪になって

資料配って、予定を打ち合わせて終わりです

Aブロック
Aブロック

7月の様子
梅雨も中途半端で、普通の天気なので
生育も普通です
今年は、病気も出なくて、ここまでは
予定どおりです

Aブロック
Aブロック

花着きも、着果も、玉伸びも

順調でした・・・

あまり雨も降らず、病気も出ず

Bブロック
Bブロック

どのブロックも、障害も出ず、普通の生育です
僕としては、異常茎が出る位、追い込みたいのですけど
追い込むと病気もでるから、太らせながら、様子をみてました

Bブロック
Bブロック

元肥は、海藻ボカシが主体です
化成のロングとか一切使用しません
粘土も、ゼオライトも、450Kg位入ってます
CECは、最初10だったのが、現在は20あります
土壌の炭素率は高めてますけど
未分解有機物は、減らしてます
なので、投入炭素は、おもに
低温での炭化済み有機物になります

Dブロック
Dブロック

最初は、土を肥やさずに、海藻ボカシの

ミネラルと、大体6Kg程度の窒素でスタートです
痩せ気味の土で、根張り優先ですね

Dブロック
Dブロック

畝はそんなに広くは無いので
3段目、畝の先端に根が届いた頃に
肥料を追肥します
ここで、土壌から、過剰に肥料がでると

2段目、3段目辺りの玉に
色むらや、グリーンバックが出やすいですね
土から、コントロールの効かない肥料が
出ると、管理しにくいんです
昔、ゴースト窒素が出てる頃は
この段階で、アンモニアが邪魔して
カリ欠が出て、なおかつ、褐色輪紋が発生し
1段目の玉が変形するという・・・・
そんな苦労も今は昔・・・・
やっぱり、トマトは土が痩せてる方が
管理しやすいです・・・・

葉欠きした葉っぱ
葉欠きした葉っぱ

痩せてると、管理しやすいけど
痩せてると、初期収量は、落ちやすいです
痩せた状態から、6段目辺りを太らせるのは
技術的に高度ですね・・・
なかなか、ふとらず、中庸のまんま進行します
もっとも、中庸で、維持できる様になったのも最近です
土から、よけいな養分が溶け出さ無い方が良いですよ
6月は天候も不順だし、地温も低いので
畜産糞尿等があると、効いたり効かなかったり

僕も昔は
畝上に、有機肥料を撒いてましたけど
それだって、効きが一定でないから、不安定になりやすかったです

葉欠き 1回目
葉欠き 1回目

3段が出た頃に、低段の葉っぱ取ります
風通しを良くし、病気を防ぎます
病は土が一番の原因ですけど
環境もありますから
この低段の葉欠きは、出来るならやった方が良いです

前は、先生の指導で、1段目、2段目に

4個、5個付けてましたけど、斜め誘引だと

厳しいですね
かえって、バランスを欠いてしまいます

無難に3個で行った方が、コントロールしやすいですね
夏秋トマトの一番の問題点は、天候の変化と
気温が、上がる方向にある事
特に夜温の変化と地温の変化ですね
上がって行く方向の時は、過剰に付けず

樹に余裕を持たせて、マージンを取る・・・・
これが、正解の様な気がします

葉っぱは、堆肥に混ぜます
葉っぱは、堆肥に混ぜます

病原菌なんて、空気中にいるんです
環境や条件さえ整えば、分裂を繰り返して
すぐに蔓延します・・・・
大事なのは、病原菌が増えない環境、条件を維持すること
これは、僕の持論ですけどね
その維持の方法を先生に、意見を聞いてたりします
最近は、自分で、勉強して、考える事が増えました

定例会などで出る話は、相変わらず
土壌病害は、殺菌から・・・・
病気がでたら、どの薬が効くか?
特効薬は無いか? などで止まっており
病気は土から、環境から?とか言うと
無視されます
特に組合長は、僕が発言すると
またか・・と、無視するので
僕も飽きてきて (笑) なにも言わ無いです

今回は、葉カビ、灰色カビの特効薬が無いか?
そういう話しが出て、特効薬が無くなった事が
困るよなあ・・って、でもね、産地的に
特効薬に頼ってるのは、大産地なのです
特効薬が無くなって、困るのは大産地なので
うちの様な小規模産地は、丁寧な土作り
丁寧な栽培管理で、病気を出さないという
そうすれば良いんです・・事実
僕は病気に困っていない・・・・
小規模産地なのに、発想を大規模産地と
同じにするのは、返って、自分の強みを
見失うだけでしょう・・・
それは、栽培にも、販売にも言える事でしょう?
そんな、当たり前な事を言ってるだけですけど

僕が従来の資材や、技術思考をまったく否定したせいか・・
僕は組合長に拒否され・・
今や、僕を組合から排除する・・
あるいは、役員から、下ろして、何も言わせない?
そういう画策がどうもあるようです・・
残念ですけど、そんなものですかね (笑)
良いんですよ、僕は、組合を追い出されても
生きられる方法を構築しつつありますから・・
こう言うと、じゃあ、直ぐ辞めろってね・・
そう言われるから
あくまで、準備はしてるよってだけですわ。

僕の反収は、あまり高く無いし
C品とか、市場だと、キロ当たり100円の手取りも無い時が
あるから、直売所で売ってしまいます
だから、公表される数値には出ない
でも、病気に悩まされていないし、困ってもいない
そのノウハウは、秘匿するつもりは無いけど
無視されています・・・もちろん
長浜さんの資材の助けもありますけどね


ただ、収量を上げるためには、元肥も重要で
過剰に増やすと、病気や障害がでる・・・
でも、少ないと、収量が伸びない・・・
そういう事も判ってきました

販売も、丁寧に栽培し、しっかり、ブランド化する
それによって、有利に販売する・・

でも、毎年、気がつく事があります

そういう事を繰り返し、実行してるだけですけどね

僕自身でも
まだまだ、改良の余地がたくさんあります
頑張りますよ!