2月の研修について・・ ITの研修と、産地の全体研修会

IT研修の様子
IT研修の様子

2月の終わりに、恵那市と商工会、商工会議所の主催による、事業者むけのネット対策講習会を受けました これは5日連続で、1 簡単HPの作り方、2 スマホで簡単ネット販売の方法、3 SEO対策、 4 スマホでユーチューブに動画をアップしよう 5、スマホでLine@の運用方法について  それぞれ、得意の講師を招いての研修でしたので、うちは、女房と2人で参加してみました。 最近は女房も、いろいろとやる気になってくれているので、本当に感謝してます、でないと、子供の学費がまかなえませんからねえ・・・・

 

僕はスマホが無く、ガラケーです・・商売上はガラケーの方が都合が良いので、 ドコモに行って、 わざわざ、iPadairを購入しましたよ・・ もちろんLETの回線付きです・・ いいですねiPadair 携帯して歩くには、ミニの方が良かったかな?とも思えますけど、 FBや、メールの確認くらいならサクサク出来るので、便利です・・写真も動画もサクサク撮影できますね・・ いずれはフォーマのガラケーは無くなる運命の様なので、その時は、iPhone、それも老眼が始まって見えにくいので、iPhone+でしたっけ?大きいのにしたいと思います (笑)  

 

有名なユーチューバーの園芸家の先生みたいです
有名なユーチューバーの園芸家の先生みたいです

実は、この写真は、iPadで撮影し、グーグルフォトに落として、パソコン側から拾って、HPに使用しています。 今までは、カメラで撮って、パソコンにつないで、ブログはもちろん、フェイスブックも投稿してましたけど、iPadのおかげで、写真は簡単、フェイスブックもリアルタイムで、投稿できるようになりました。  できれば、作業の様子や、状況も、ユーチューブを使っての、動画をHPにリンクしたいと思っています

 

ブログはiPadからでも、できますけど、これは、パソコンの方がやりやすいので、パソコンで編集しています。 でもまあ、時代はクラウドシステムですね・・・だんだん、そうなると思いますし これからは、ライン@による、メルマガ発行など、あたらしい事にも取り組みたいと思いますし、このHPから、カード決済で簡単にハナイチトマトを買えるようにもしたいし、それでも、従来どおり、アナログ的な通話によるやりとりも大事にしたいと考えています。 お客様とのつながりは、お客様の好みに合わせられれば良いと考えておりますよ (笑) 

 

たった5日の研修です、毎回、概論を聞いただけで、これだけでは実戦的には使えません。 例えば、車はすばらしい、車はこんなに便利だ!って教えてもらっただけですね、車を使いたかったら、自動車教習所に行きなさい?と言うくらいのレベル、もちろん、車に該当するスマホや、パソコンはあるので、運転方法を習えば良いんですけど、それは、これから、さらに受けなくては、ならないんです。

 


29年度、東美濃農協トマト協議会全体研修会


会場全体は写しません・・いろいろ、問題もでてきますからね (笑) これは、年に1回の、中津選果場と、加子母選果場傘下のトマト農家を集めての、全体研修会なんです、だから、傘下の農家は100軒以上あるはずなんですけど、この日は、50軒くらいでしょうか? 半分くらいの農家が参加してましたね。 今年は研修会だけで、役員改選とか、その他の話しはありませんでした。

 

生科研、中嶋さんの講義
生科研、中嶋さんの講義

東美濃農協の正式コンサルタントとも言える生科研の中嶋浩平部長(3代目)のトマト栽培についての講演が最初にありました。  以前は 2代目の社長が講演してましたけど、最近は3代目の部長さんが主流にやってるみたいです。 話しは、まあ、一般的な概論ですね・・実戦的な話しでは無く、生科研の製品の売り込みも無く、これからのトマト栽培に付いての重要点をいくつか・・・おそらく、どこの産地でも、同じ事が話されていると想像できます。 実戦的なお話は、トマトの栽培が始まったら、また現地を見ながら、何度か行われる予定のはずです。

 

岐阜県の中山間農業研究所の講義
岐阜県の中山間農業研究所の講義

次は、中山間農業研究所の熊崎主任研究員の講演ですね、 最近の研究成果を踏まえたお話でしたけど、まだ、学会の発表前と言う事で、詳しいお話しは話してはならないらしく、問題にならない程度の、大まかな概論だけでしたので、正直よく判りません (笑)

 

ただ、県としては、土耕では無く、独立ポット栽培の研究が主流の様ですね、それは判ります それに、産地の農家でもその試験は昨年から始まっており、今現在は、あらたな可能生を探っている段階ですね・・・

 


夢のトマト栽培システム ? なのか??


あくまで、僕個人の意見なので、偏見もあるし、勝手な事を言いますので、ごめんなさい、あくまで個人の感想です

 

僕個人としては、土壌病害が、トマト産地として、一番の問題なのは判ります・・だから、県の研究機関としても、土から切り離した、独立ポット栽培に移行するのも判りますよ・・。 

 

つまり、土壌病害を回避する為に、土壌を使うのを止めようという方向・・ それに独立ポッドは、基本的に溶液水耕なので、機械的にオールインワンの肥料を自動灌水するから、だれでも出来る? 小さな面積に土耕の斜め誘引の1.6倍の本数が栽培出来て収量も増える

土を使わないから、汚れない・・まさに、昨今の環境制御と相まって、最新鋭の夢のトマト栽培システムなんですね・・。 それは判ります・・

 

確かにすばらしい・・反収だって、慣行の土耕の倍以上が目標値ですからね!  でも、最後に加子母の名人が質問したのですけど、僕も同じ意見です・・栽培技術だけが先行してるが、市場や、お客様の要望との整合性が取れてないのでは無いか?という意見 トマト産地は食べてくれる、買ってくれるお客様がいて、始めて成り立つ・・その要望との摺り合わせは、まだまだこれからだ・・という意見・・・・判ります・・

 

あくまで、土壌病害を回避して、栽培の技術も汎用マニュアルで自動化し、誰でも?トマトが多収できるシステムですし、環境制御ともマッチングするし、栽培モジュールとしては、すばらしいかも知れませんけど・・逆に言うと、誰でも何処でも、簡単に大量のトマトが、安価な化成肥料で栽培できるのって・・・産地の命取りかもれませんよ?  これは、産地のトマト農家なら、想像してみてくださいよ?、わかるでしょ??・・それ以上は、僕の立場では言えません。

 

ただ、可能生はありますね、この技術を、お客様の要望にそって、産地に有効に取り入れる事は可能だと思いますし、そうしなければ、我々既存のトマト農家は、生き残れないとも言えます・・それは、研究者の仕事か?農協の仕事か? それとも、農家の仕事か? この考え方は重要ですね、 僕は、それが研究者や農協の仕事だと思ってる農家では、もう産地の主流(役員など)にはなって欲しく無いです・・自分達の頭で考え、価格決定権を自分達で持つために、出て来る新技術を自分達の営農にどう、取り入れて行くのか? それが自分達で考えられないような、そんな産地が生き残れるとは思ってません。

 

頑張ります~   うちは、ぜんぜん、主流じゃないけど (笑)

 

でも、産地の生き残りについても、自分の生き残りについても、必死に考えておりますよ~ (笑)