6月も終わって・・・・

取りあえず・・赤くなった・・でも売り物にならないの・・
取りあえず・・赤くなった・・でも売り物にならないの・・

最初に播種した、樹の第一段、第一花が熟しました

この第一花、乱型果、窒素過多の不出来な玉で、売り物になりません


自家キュウリとドレッシングで和えて見る・・
自家キュウリとドレッシングで和えて見る・・

味も、窒素過多の不出来、シュウ酸カルシウム等も溜まっており

味にも、えぐみがあるんですよね・・

なので、マヨネーズ系ドレッシングに和えると・・

えぐみが判らなくなって、本来の甘みと味の濃さが判ります


第二花以降や、乱型果以外になれば、えぐみの無い、良い玉になって来ます

そうなれば、本来の、甘みも酸味もある、味の濃い、レイカ本来の味

ハナイチトマトの味になって来ます・・・・


もうしばらく、お待ちくださいね・・・・・・



ぞろぞろと軽トラ行列
ぞろぞろと軽トラ行列

上矢作トマト組合の、月例の、定例会がありました

いつもの様にぞろぞろと軽トラが並びます・・


ぞろぞろと・・見学
ぞろぞろと・・見学

ぶらぶらと見学します・・もちろんハウス内にも入ります

我が家を皮切りに、午後一時半から7軒回って、終わったのが午後六時・・

時間かかりすぎやわ・・・・


まあ、だいたいのパターンは

普及員は、葉面硝酸値等を計っており

組合長がオーナーから質問などを受けて応えるようなパターン

オーナーからの説明も無く、勝手にハウスに入って見て、興味があったら

それぞれ聞いたり、聞かなかったり・・・もう、適当です


僕だけは、最初に、概要説明、現況の栽培状況

他に、問題点、提案などを説明してから、ハウスに案内しています

でもね、僕の所は、誰も何も聞かれない・・・

組合長も、農協の路線に従っていない僕のハウスでは、何も言いません

僕は、無視されているかんじ? 最初に説明をしてるし、ハウスでも

現況の説明をしてるんですけど、それで終わり・・・

だれもなにも聞かない・・まあ、僕が大概しゃべってるので

聞く必要が無いって事ですね(笑)


まあ、僕も副組合長、次回からは

時間表作って、タイムキーパーします・・

それと、最初にオーナーからの概要説明と現況くらいは

話してもらってから、ハウスに入りたいと思います


あと、気が付いたのは、研修生とか、質問もしない人がいる

なぜ?と聞いたら、何を聞いたら良いか、何も無いと言う・・

興味が無さそうなんです・・これから就農するのに、興味が無さそう・・・


興味があるから、求めるから得られるんです・・

求める気持ちがあるだけ、得られる世界です

トマトに興味が無いなら、就農しない方が良いと、

僕は思っています


全体を通して、大体、5段開花までは、地上部に大差は無いんです・・

1段目から立派な玉が着いてると、5段開花あたりで、先が細っていますし

5段開花で先端もしっかり樹勢があると、だいたい、1段目、2段目が小玉です

後は、4段、5段で、葉先枯れ、額枯れが出ているかどうか?

5段当たりの花芽にカリが効いているか? 位の差ですね

でも、地下部は見えません、地下部も地上部から想像できますけど


地下部の差が、ここからの地上部の差になってくると思いますね

でも、そんな話はでません、5段目の花房撤去とか灌注とか

そんな対処療法の話がでるだけで、根本の地下部の話はでません・・・


就農当初は、カリもカルシウムも不足するので、追肥で足すのが技術

でも、9年目は、溜まってるこれらの肥料分を吸わせるのが技術

地下の根を、細根もしっかり広く張らせ、肥料を吸わせるのが技術


そんな話も、普及員に言ってみたけど・・

はいはい・・そうかもしれませんね~と、流されました・・(笑)

まあ、僕も、言うより、結果を出すだけですね・・・


選果場にて
選果場にて

東美濃農協中津川選果場にて

レイカトマトの目揃え会がありました

また、桃太郎は別の日に行われます


今年は、選果機も新しいシステムに更新されました

しかし、その更新のために、県や中津川市、恵那市の助成金を得ています


トマトの売り上げだけだと、選果機の更新もままならない

農協もそれだけの資金提供、貸し出しが出来ないのは

それだけ、生産者も減っており、売り上げも下がっているという事ですね


これは大問題なんですけど・・トマト組合や農協に具体的な打開策も無く・・・・

国が用意した、150万円×5年プラス2年の新規就農者為の助成金が頼りですね

なんで? 

まあ、年配の生産者は、これ以上、求めていませんから

若手が、改革しようにも、危機感を共有し、求める理想の産地の姿を語ろうにも

まるで一致しない・・語る気無い、タブーばかり出てくる・・


組合長も持ち回りか、毎回同じ人か、どっちか・・

ほんと変わりようがないんですけど、まあいいや・・


それは、なるようになるさ・・・・

僕が気にしても、どうにもならない事ですから


まずは、自分が儲けられるように、自分の経営と栽培技術を改良すること・・

それで、協選に出荷しても、儲からないなら、皆より良いトマトを作って

自分で市場を通さずに、ブランド化して売る道を模索すること・・

それを粛々と遂行すること・・・・


組合の未来をどうしたらよいのか、皆と一緒に考えるのと同時に、

組合が無くなっても、自分が生きられるように計画を練る

それが普通でしょ・・・・



選果場長のレクチャーを受ける
選果場長のレクチャーを受ける

選果場長から、自家選果の基準の再確認を受けます

自家選果で、A品、C品、格外に分けて、農協に出荷します

選果場で、さらに選果機で、人の目と機械の両方で細かく選別し

箱詰めされて、出荷されます。

 

今年は選果機も更新されたので、選果基準も若干かわりました


こんな感じ・・
こんな感じ・・

みんなで、集まって、レクチャーを受けます

まあ、これは大事なので、ほとんどの人が、真剣に聞いていますし

いろいろと、質問しますよ・・・・

 

さあ、この目揃え会を過ぎれば、

いよいよ、本格的な、シーズンの始まり始まり~