定例会の次は、目揃え会

日常の作業セット一式の姿
日常の作業セット一式の姿

忙しいですね、5000本のトマト

この時期、ほとんど一人で手入れをしてます

出荷が始まるまでは、何とかなります

 

そんなさなかでも、定例会

そして、目揃え会

中津川選果場はレイカと桃太郎を一緒には出荷しません

それぞれ個別にブランド化しています

最終選果は選果場で行いますが

出荷段階でA、B品とC品、格外に選別して出荷します

なので、農家を集め、シーズン中に2回、目揃え会を行います

なので桃太郎、レイカで各2回で合計4回あります

もちろん、片方しか栽培しない場合、片方しか出ません。

粘着テープの状況
粘着テープの状況

補虫テープの様子

黄色が主体で青色は試験中です

黄色にはたくさん虫がつきます、特にハエ類

コナジラミも散見されます

今の所、青色にはあまり着きません

 

農協、普及所はマルハナ蜂を推奨しているのと

ラノーテープの販売もあるので、補虫テープには否定的です

 

ラノーテープは銅剤がかかると成分が、分解してしまうし

接触式なので、結局触らないと効かないしコナジラミにしか効かない

化学農薬カウントも加算されるし、だったら補虫テープでいいやって

個人的に試験してきました、結果あまり差が無かったので

僕は補虫テープにしました

ただし、マルハナバチを使っている人には向いていません

ハチが着いちゃうからね。

ガンマンよろしく腰にマックステープなーのホルダーを装備

普段の手入れスタイルです

 

桃太郎は、根痛みしたのか、朝雨で午後急に晴れたら

少々萎れ、水散布したけど額枯れが出てしまいました

まあ、曇天で肥料が吸い上がっていないのが一番の理由のようですが

草取りしたとき、少し根も傷んだのかもしれません

 

レイカは問題なし、額枯れもでず、萎れもせずです

 

ただし、レイカは生育温度帯が桃太郎より高めのようです

今年の様な低温だと、樹の動きが鈍く、いまいち遅れがちです

ここ大事な所です、低温下では桃太郎の方が樹の生育は良いです

どの品種もメリットデメリットがあるので

技術的にもよく検討しないといけません。

 

 

レイカの目揃え会の様子

中津選果場で行います

いすが無いので、農家はコンテナに座らされます

一通りの挨拶の後、全農、市場関係者の話

その後、3班に分かれて、確認します

見本のトマトを見ながら説明を受けます。

こんな感じ・・・・

細かく説明を受けます

参考のトマト現物
参考のトマト現物

桃太郎の目揃え会

これは、農協のアグリセンターの会議室で行います

全農、市場関係者の挨拶、一通りの挨拶の後

同じように3班に分かれて、説明を受けます

レイカと桃太郎は選果基準が違うので

覚える事が多いです

僕の様に2種類、栽培している生産者は少ないです

トマト一つの選果に欠ける時間は0.3秒位なので

直感的に覚えます。

東美濃農協、トマト生産者協議会は町村ごとの各トマト組合が集まり

出荷協議会を作っており、目揃え会は一括して行います

 

まあ、おじいおばあ、ばっかりで若手は少ないです

 

そんな中でも上矢作町トマト組合はまだ若手が多い方です

帰りに、みんなで喫茶店に寄り、ちょっと一服

たばこ吸わないから、ちょっとみんなで、コーヒーブレーク

楽しいひととき

 

連日午後から、ほぼ3時間、時間を取られましたが

これも必要な作業なので、しっかり行います

 

うちに帰って、勝手口を開けたら

猫がお出迎え、腹が減ってるのでしょうか?じっと見つめられます

ちょっと怖いです

 

帰ってからも、明るいうちは、もちろん仕事します

すぐさまハウスへ行って作業の続き

梅雨の合間の貴重な晴れ間、これが無いとトマトが参ってしまいます

 

ありがたい晴れ間に感謝!

まだまだ始まったばかり、これからがんばりますよ~

東美濃農協の出荷は今日から始まりましたが

うちのトマトが出荷出来るまで後10日ほどかかりそうです

今しばらく、お待ちください。