梅雨の晴れ間に視察研修、その2

お千代保稲荷前にて
お千代保稲荷前にて

視察研修の続き

視察は民田夫妻と僕、それに中津川市の米農家梅本氏、林農機さんと

5人で行きました、全くの私的な視察です

なので、民田さんの希望でお千代保稲荷に参拝することになりました

農家といえども、自営業、祈願するは商売繁盛と売り上げアップです

参拝でお供えするのは当然、油揚げ

50円出して門前で買います

持っているのは、願い事がかなうのか、判る石

僕はかっこだけだけですけど・・・・重い

 

以下は僕の個人的感想ですから無視してください

僕は意外と信仰にはまじめなので、こういう所では冗談で願ったりはしません

といって某○ホ○の○人の様に中に立ち寄る事もしないほど

かたくなではありません、お賽銭を出し普通に参拝します

神社で行う祈りは、感謝につきます、今日ここに参拝に来ることができて

感謝、縁をいただけて感謝・・・・本当に良い神様がいると思われる場合

感謝の波動を送ると、さわやかな波動が帰ってくることがたまにあります

だから、パワースポットと言われる神社を回り、感謝の祈りをしてくるのは

結構好きですね。

お千代保稲荷に参拝したら

食事はやはり、ナマズ料理か

岐阜テレビのCMでもおなじみの串カツの玉屋に行こうと

言うことで、玉屋に来ました

串カツを前菜にどんぶり物で昼食を取りました

味は上品な味でした

店内は座敷席は輪島塗の金ぴかで

別に料金は変わりません、まあ話のネタに一つ

民田夫妻
民田夫妻

午後からは尾関園芸さんを訪問

ここは、農協青年部の縁で紹介していただいたところで

尾関さんは昨年まで、全青協の東海ブロック代表だったひとです

詳しくは 尾関園芸 と全青協まで

この尾関さん、26歳で脱サラし、一宮市の真ん中で就農し

今39歳ですが、JA管内で唯一の現役専業農家だとか・・・・

主に苗屋さんで、花の苗や野菜の苗を市場では無く

JAの販売店や諸々に直接納めているようです

その話しぶりや、全青協、消防団などの活動から

尾関さんの熱い人柄が伝わってきます。

尾関園芸、尾関幸二さん
尾関園芸、尾関幸二さん

施設はほとんど自前の施工の様で

恵那市中津川市の苗屋さんのハウスに比べると

恐ろしく簡素な物でした

僕はもっと、ばしっとした施設群かと想像していたのに

結構雑然としていて想像とは違いました

超多忙なのは話で判ります

これで僕なんかより大きな売り上げを持ち、商売しているのだから

施設よりも、まずは、売って売って資金を回収する事を最優先にすることを

僕も見習わないといけないなと思いました。

元手をかければ良いってもんでは無い、ほんとそう思いました。

今日の目的は籾殻の処分、再利用です

尾関さんも、名大と組み、補助金をもらって

籾殻の連続燻炭製造器を開発しています

製造は長野県の会社に委託してあるそうで

今は機械の製造にはタッチしていないみたいですが

尾関さん自体、この製造器を7台使用し

燻炭を製造するプラントを持っています。

 

開発の苦労を語ってくれる
開発の苦労を語ってくれる

驚いたことに

市街地の真ん中で籾殻を燃やしながら製造しているのにもかかわらず

においも、煙も出ない・・・・これにはびっくりでした

しかもそのプラントも手作り

自分で鋼管を加工し組み立て

普通の農業用の白いポリシートを張っただけの簡素な建物

ただのテント構造の建物の中で、7台の製造器で籾殻を燃やしているのに

度肝を抜かれました。

中で、此処までの苦労話を少しだけ聞かせてもらいました

プラントの中は熱いです

籾殻が自分で燃えながら炭になって行く

エコな装置でした

福江さんの様な巨大な炭化装置では無く

自分で燃えながら炭になって行く小さな炉が7基あるだけです。

これで焼成し、袋詰めして販売してるようです。

生産量は少ないので

補助金が無かったら、売り上げで資金回収するのは

結構時間がかかりそうですから、建物が自作なのは正解なんだろうな

と思いました、僕は施設をがっちり建てる発想しか無かったので

目からうろこな話で、参考になりました。

出来た燻炭は実際、野焼きの燻炭より品質が安定しており

米の苗床やポットの培養土などに使用する場合は

これを使ったら、中国からの輸入品ではだめだろうなと思いました

民田さんは、自身の籾殻の処分と

育苗培養土に使用する計画を考えているみたいです

プラントの脇に小さなため池が作ってありました

田んぼの生物を飼っているようです

これも一つの遊びのようです

福江さんもバケツ稲とか作ってましたし

出来る人たちは遊び心がある?

 

尾関園芸さんも

自分の夢を追い、実現するために、努力し行動に移し

どうしたら資金を回収出来るか常に考えて、がんばってきたのが

何となく伝わりました

福江営農さんも

あれだけ巨大なのに、常に経費削減のために自動化

機械の大型に投資し、いろんな事業を複合して

経営の安定をはかる努力をし続けているのが

何となく判りました

 

農家は井の中の蛙になってはいけないので

こういう視察は常に必要です

常に興味を持って学ばなければいけません

 

今回の機会を作ってくださった民田さん

福江営農さん、尾関園芸さんに

感謝します!

 

来週は津具村に見学に行く予定です、そこでも学ばせてもらおうと思います。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Evangelina Bode (月曜日, 23 1月 2017 00:28)


    Ahaa, its good dialogue on the topic of this article at this place at this website, I have read all that, so at this time me also commenting here.