梅雨の晴れ間に視察研修、その1

民田農場の入り口
民田農場の入り口

梅雨の晴れ間の良い天気

6月14日に恵那市最大の米農家、民田農場さんに誘われて

2カ所の農家を視察研修しました。

民田農場、関連ホームページ

一カ所目は岐阜県海津町にある福江営農さんです

福江営農関連ホームページ

うおおおおおーすげー

東美濃農協のライスセンターよりでっけえ

としか言えない・・・・細かい説明は普通の人には分からないので

省略・・・・でも何億円と言う設備だった

民田さん所も恵那市では大きいけど、そこはやはり濃尾平野

福江さん所は規模が違う、水稲、転作の大豆、小麦の面積を合わせれば

500ヘクタールという規模

それでも海津の水稲の10%程度を担っているだけだとか・・・・

来年はまた、うん億円かけて、乾燥機の設備を更新するのだとか

桁違いの金が動く、まさに、規模の世界

水稲は機械化が進み、まさに規模を追う世界

小規模で丁寧な米作りとは全く違う、農業の世界を初めて目の当たりにしました。

 

見たことも無い自動設備、巨大施設、大型農機

家のトマトハウス設備がここの大型農機1台分くらいの金額と同じ・・・・

同じ農家と言っても、もう、別世界。

苗箱洗い
苗箱洗い

なぜか、苗箱だけ

女性が手で洗っていた

これも機械があるのに

此処だけ手だった

たぶん、人が遊ば

ないように、仕事を

意図的に作って

いるのだろう。

わかんないけど

聞けなかった。

 

そんな巨大な福江さんでも

小学校の食育にバケツ水稲を作っているのだとか・・・・

植わっているのは古代米でした

ちょっとした遊び心か?

育苗施設

これもでっかい・・・・

これは苗を育苗するだけで後の期間は空っぽらしい

此処も、灌水装置のタイマーが壊れているので

ストップウォッチで計測し手動で灌水しているのだとか

タイマーなどほんの数万円で直りますやん

億の投資をする会社なのにね、不思議・・・・

苗を取り出し、育苗についてしばし談義中

このあたりは、規模の違いを超えて、農家同士の

交流という感じでした。

今日の一番のお目当ては、米農家さんの

籾殻の再利用方法です

ここ福江営農さんでは

籾殻の一部をストーブの燃料に加工する機械を導入し

その燃料が売れないとなるや、炭化装置を導入し

バーベキュウ用の炭、籾太郎と名付け商標を取り

販売をするのだとか・・・・

その一式の投資金額で俺のトマト設備より高かった・・・・

しかも、試験(お遊び)の様な物だとか・・・

出来た炭は原料が籾殻だとは思えないほど堅く、火持ちも良いらしい

近隣に材木の無い、平野ならではの発想だと思いました。

籾殻薪とその炭化後 籾太郎
籾殻薪とその炭化後 籾太郎

高価な機械だけど、日、加工量の少なさは欠点かな

前に恵那市岩村町での実演機を見たとき、その値段を聞いて

導入しても、元が引けんやん・・・・と思いました

福江さんはそこからさらに、倍の値段を投資して

炭化炉を導入してしまうとは、まねは出来ません

きっと、なにか、作戦があるんだろうなー

 

へー、ほー、ため息ばかりの視察でした

そんな農家の視察を快く受けてくださった、福江営農さんに感謝

ありがとうございました。

福江営農からの移動中に

道路脇に水稲の乾田直まきを発見!

さすが米農家、すぐに脇に車を止めチェック! 

寸法や深さ、状況など、いろいろ調べていました

農家はそれぞれ、課題を作り研究することは大切です

それと興味を持つこと!ただの通りすがりの風景で無く

あっと、車を止めることが、やはりトップを走る農家だと、関心しました。

 

続きは長いので、その2に続く・・・・