トマト苗、定植、いきなり低温!

定植作業中の女房
定植作業中の女房
定植する桃太郎サニー
定植する桃太郎サニー

木曜日、金曜日の2日間で、6日鉢上げの桃太郎サニー1300本を定植しました。

学校行事等あり女房もフルで働けないので、今回は

石川農園のメンバー、サトル君にアルバイトをお願いしました

僕が育苗ハウスから定植ハウスまで運搬し

女房とサトル君が定植をします

僕が運搬するのは、定植する苗をチョイスする仕事は僕しか出来ないので

僕が選んで運搬し、配っていきます。

1日目1000本、2日目300本  と二日間で予定の1300本を

無事、定植出来ました。

 

予定はすんなりと進むかに見えました・・・・が

想定外の出来事がおきました

連休明けから暖かく、今後そう気温が下がるとは予測していませんでした

気温が多少下がると予報が出ていましたが、甘かった・・・・

 

金曜日 朝 3度

土曜日 朝 2度

日曜日 朝 1度・・・・外気温です

 

霜も胸元の高さくらいのタラの芽など、ハウスの外では薄すらとかかっており

定植前の苗は保温トンネルをかけてありますが、定植してしまえばハウスと言うけど

屋根しか無い、外気にさらされた、ただの雨よけハウスです。

トマトに霜がかかれば大変な被害が出ます

もう、どきどき、ですね たとえサイドにビニールをぶら下げても

外気がマイナスになれば何の効果もありません

もちろん暖房機もありません

この6年間で、5月に此処まで連続して気温が下がったことはありません

なので、僕は予測していませんでした

一応、栽培的な対応、位しかしてありません

夕方からどんどん寒くなり、夜半に気温が3度を切ったあたりから

安心して眠ってもいられません・・・が寝ました

 

早朝、が日が昇る前にハウスに飛んでいき、寒暖計を見てから

気温がマイナスになっていないのを確認し、トマトの苗を確認しました

気温1度・・・さすがに霜は降りて無く、寒いだけ

まずは良かった、何とか枯れるのは避けられた

今年は、それが3日も続きました、滅多に無い異常気象です

 

ハウスの土を触ればわかりますが

土壌はそんなに温度が下がっているわけではありません

頭寒足熱・・・・足下の温度が確保されていれば

上部の温度が下がっても、ある程度は耐えられる

結論から言えばそんな感じですか・・・・

でも、生育には影響が出ると思いますので

何が出てくるのか、今後注意深く観察します

栽培技術的な対応は十分しますけど

 

しかし、来年は、定植時期が15日以降になるようにするか

どうするか・・・・ハウスの改造は期間を考えるとコストが合わないので

定植時期を5日遅らしても影響の無い栽培を検討します。

寒波の後の桃太郎苗
寒波の後の桃太郎苗
今日の様子
今日の様子

主力作業者1名で作業をしている都合上、しっかり段取りを組んで

苗の定植時期に合わせ、工程通りに進行しているので

急激に気温が変化したりしても、苗の定植時期にこだわり

個人で作業してるのに、小回りがきかなくなってしまったことを大いに反省・・・・

予測を甘くみて、ひやひやだったことを反省、

 

まだまだこの先、大雨、突風、台風と農家は常に

天災に注意して、予測し、被害を最小限に

しないといけないので、気を引き締めてがんばります。

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コメント: 1
  • #1

    (水曜日, 04 4月 2018 16:42)

    苦労分かります。プロも、いやプロだから苦労と工夫しておられるんやな。わしもがんばります。